モチベーションマネジメント研修とは?
仮に、御社のリーダー達が生まれつきのカリスマリーダーでないとしても心配不要です。
部下をモチベーションアップしていく力は、後天的に身に付けることは可能だからです。
今は心理学等の発展により、実践的なモチベーション理論が体系化されているので、それをシッカリ学び身につけていけば、普通の人でも「部下のモチベーションアップができるリーダー」に成長することができるのです。
本プログラムは、従来のリーダー研修のような
- アメとムチの上手な使い方でもなければ
- 部下への気合いの入れ方でもなければ
- 部下を叱咤激励して追い込んでいく方法でもなければ
- 単なる、褒め方、叱り方
を学んで頂く研修ではありません。
最新の心理学、脳科学の研究成果も取り入れた
「やる気のない社員」でさえ
「やる気のある社員」に変える力(モチベーションアップ力)を身につけて頂く為に、
モチベーション理論とそれに基づくスキルを学んで頂く研修です。
部下に無理矢理「やらなければいけない」という気持ちにさせるのでなく、
部下自らが「もっと仕事がやりたい。頑張りたい」とモチベーションアップしていく、
「やりたい!を引き出すモチベーションマネジメントの方法論」がプログラム化されています。
モチベーションマネジメント研修3つのコンセプト
モチベーションマネジメント研修会は、
部下をモチベーションアップできるリーダーを育てることを目的に、
以下3つをコンセプトに研修を組み立てています。
- モチベーション理論を学んで頂く(心理学・コミニケーション理論をもとにした、部下のやる気を引き出すフレームワーク)を学んで頂く
- モチベーション理論に沿って、部下をやる気にさせるためのモチベーションマネジメント手法を身につけて頂く。
- 技術は座学だけでは身に付かない。「やってみて」コツを会得して貰う
コンセプト1
我流には限界がある。まずは、モチベーション理論を学ぶ
「どのような条件が揃えば、人はやる気になるのか?」というモチベーション理論は、心理学や脳科学において、日々研究が進んでいます。
弊社ではモチベーション理論を下図のように覚えやすいフレームワーク化しています。
誰にでも、
・「新しいものへの好奇心」
・「愛する人の為に何かしてやりたいと思う貢献欲求」
・「自分が得意なものであれば、やりたいと思う有用欲求」
・「それら3つの事に関わる事であれば成長していきたいという成長欲求」
が存在します。これら欲求を刺激する事ができれば、「やりたい」という気持ちに部下はなっていくのです。
多くののリーダーは、これらのモチベーション理論をしっかり学んでいません。
経験で学んだ、我流の理論しか持っていません。自分の過去の経験だけで、部下をモチベーションアップしようと努力して躓いているリーダーが数多くおられます。
本来、これらモチベーションマネジメント関しての理論、手法を活用すれば、部下をモチベーションアップしていく事は難しくないはずなのに…
(詳細は
「離職率が高い、よく人が辞める職場のリーダーの特色とは」)
尚、この研修で教えるモチベーション理論については、
弊社代表の本
『部下の「やる気」を育てる!』(ディスカバー・トゥエンティワン)でも触れております。
コンセプト2
理論だけではダメ。モチベーションテクニックをマスターする。
単にモチベーション理論だけを学んでも、実際には「部下をモチベーションアップする事」は難しいものです。
反抗的な問題児にどう接すればいいのか?具体的にどんな言葉を部下に声をかけたらいいのか?等の、すぐに実践できる、具体的なモチベーションマネジメントのテクニックが必要になります。
そこで、モチベーションマネジメント研修では
- 反発する部下の態度の見極め方
- 部下から、「自らやりたい」と口にさせる為の質問法
- やる気のない部下を、その気にさせるカウンセリングテクニック
などの、研修後にすぐに使える、具体的で、実践的なテクニックも学んで頂きます。
コンセプト3
座学だけでは技術は身に付かない。実践してみてコツを掴む
本や座学で聞くだけで、それらの技術を身につけようとすれば、どうしても限界があります。
やはり、「やってみること・実践すること」が、技術を身につける最高の勉強です。また、他の人が成功している姿、失敗している姿を見るのが真の学習になるのです。そこで本物の「コツ」が掴めてくるのです。
本研修では、1回ずつの研修の間に学んだことを職場で必ず実践して頂きます。そして、各回のはじめに実践した結果について発表・共有化(振り返り)を行うプログラムを導入しています。
モチベーションマネジメント研修カリキュラム
研修は全8回。
各研修は各2.5時間〜3時間で構成されています。(時間、予算に応じて一部分のみ実施もできます。)
-
1回目…モチベーション理論全体フレームワークと部下を知り尽くす
- 効果的な学習のフロー
- モチベーション理論の全体像の理解(部下をモチベーションアップしていくスキル体系全体像)
- 人のやる気を科学する
- 2つのモチベーション
- やる気UPは相手を知ることから始まる
- 部下の何を知るべきなのか?
- 部下の性格を真に理解するとは?
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2回目…仕事の価値を理解させる
- 「個人の人生」と「大義」。2つの視点から仕事の価値を伝える
- 子供から「なぜ働いているの?」と言われて答えられるか?仕事の3つの意味
- 仕事に誇りを持たせる為には何が必要か?
- どんな仕事も誰かの役に立っている。
- 「あなたの仕事は何か?」を熱く語れるようになろう。
- 仕事の誇りを気づいて貰う場を作ろう。
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3回目…部下を承認する
- 「大人としての承認」「子供としての承認」
- 部下を期待するとは?期待を伝え方
- 「部下のやりたくない気持ちを認める」ことがやる気に繋がる
- 部下をのありのままを受け入れるとは
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4回目…効果的な叱り方・褒め方
- リーダーは嫌われ者になれ?は本当か
- 怒ることと叱ること
- 効果的に叱るための3要素
- 効果的に叱るための5つのスキル
- 褒めるとお世辞を言うの違い
- 「褒める所」を見つけるには
- 上手な褒め方とは
- 褒め下手の人の為に「褒め言葉リスト」を活用する
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5回目…部下の有能感を刺激する
- 自信がない部下3タイプ
- 部下に自信を持たせる。有能感を刺激するとは?
- 適切なチャレンジの場を与えることで、有能感を刺激しよう
- 反発する部下への、有能感を刺激する指導法
- 成功体験の少ない部下への、自信を持たせる指導法
- 部下に自信を持たせる。有能感を刺激するとは?
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6回目…部下のやる気を引き出す目標管理の進め方
- ブルーな気持ちにさせる目標。やる気を刺激する目標。
- 奇跡の保育園から学ぶ。目標で有能感を刺激する極意
- 目標の伝え方一つで、やる気は変わる。「夢実現」と「大義」を伝える。
- 目標値を工夫して、やる気を引き出す。
- 目標設定のプロセスを見直そう。
- 目標の難易度に合わせて、焦点を変えよう。
-
7回目…やる気を引き出すコミニケーション術
- 積極的傾聴法を学ぶ
- OARS カウンセリングテクニック
-
8回目…部下の性格タイプに合わせたモチベーションマネジメント法
- 人格適応論という心理学をもとに、部下をタイプ分けしてみる
- 部下の性格タイプ別に異なる好むコミニケーション法、地雷となるコミニケーション法
- 部下の性格タイプ別のモチベーションマネジメント法(目標の与え方、褒め方、叱り方等々)
各講座での学習プロセス
本研修は単なるモチベーション理論を学ぶだけの研修ではありません。
学んで頂いたものを、日々の部下のモチベーションアップに使えるだけのスキルにまで高めて頂くことを目指して研修を行っています。その為、各回
- モチベーション理論を学ぶ
- 理論実践の為のスキルを学ぶ
- 考える
- 演習を行う
- 実践として、最初の一歩に何を行うかを決意する
- 実践を行う
- 実践経験を振り返る
という学習プロセスを踏んで学んで頂きます。
研修の費用
- 企業内研修でモチベーションマネジメント研修を開催の場合
ご希望される開催回数、開催場所、開催人数をもとに、お見積もりをさせていただきます。
『企業内研修ご希望の企業様』へのサービスフロー
モチベーションマネジメント研修会を、社内研修として行いたいという企業様には以下のようなサービスフローで対応しております。
まずは、お気軽に御相談メールを頂ければ、ご対応させて頂きます。御相談は無料です。お気軽に御相談ください。
モチベーションマネジメント研修で期待できる成果
- 社員のクリエィティビティが発揮され、一人当たりの生産性が大きく伸びていく
- 働いている人が、仕事が楽しくなり、時間など気にせずモーレツに働く組織を作ることができる
- やる気のない社員を、やる気溢れる社員に生き返らせることができる
- 目標に対して、執着心のある集団を作ることができる
- リーダーのモチベーションマネジメント法が変わる事で、明るく、活気のある組織風土を作ることができる
- 「言わなければ何もしない」ロボット型社員や、腰掛け社員等の問題社員が減っていく
- 社員に「やらされ感」がなくなり、自ら工夫し、積極的にアイデアを出すようになる
- 上司と部下のコミニケーションが増える事で、円滑な情報伝達が行われるようになる
- 自信喪失型社員が減っていき、積極的にチャレンジする社員が増えていく
- 部下に任せる仕事が増え、リーダーが本来の仕事が行える余裕ができる
- やる気のない社員に振り回され、そのフォローの為に、貴重な時間を失うことがなくなる
本研修で学んで頂く
モチベーション理論について、更に詳しくはこちら
モチベーションマネジメント研修のバックボーンとなる考え方・コンセプト
本研修のバックボーンとなる考え方・コンセプトを分かりやすく説明するコラムです。
こちらをお読み頂ければ、モチベーションアップ、やる気向上に向けての基礎が学べる内容にしています。
- リーダー力向上の基礎知識
- 部下の「やる気」を引き出すフレームワーク
- 目標管理を成功させる為に定着させるべき3つのスキル
- 部下のやる気は2種類ある。『やりたい』と『やらねば』
- 「やりたい気持ちを引き出す」為の名言2 名著編(WEB編)
- 部下のやる気を引き出す話し方。モチベーショントーク術
- やる気を誤解しているリーダー達の悲劇
- 意識改革を成功に導く3つポイント
- よく人が辞める(離職率が高い)職場のリーダー特色
- リーダー10の条件
ベンチャーマネジメントが行う その他リーダー研修プログラム
リーダー研修 (新任リーダー、若手リーダー向け)
弊社では、リーダーに必要な力は
@リーダーシップベーシック力(リーダーとしての心構え)
Aコンセプチャルスキル(問題を発見し、解決していく力)
Bヒューマンスキル(人間関係を構築し、部下を変革に立ち向かわせていく力)
Cセルフマネジメント力 (部下の模範となれるような行動がとれる力)
Dテクニカルスキル(現業でトップの業績を上げる力)
の5つが必要であると考えています。
本リーダー研修では、どのような会社・職種でもリーダーになったら必要となる@〜Cの4つのスキル向上を目指した研修です。
@ リーダーシップ ベーシック力
1回目 経営者・上司視点から管理者・リーダーに求められる役割とは?
2回目…リーダーシップとは?
3回目…部下の視点から管理者・リーダーに求められる役割とは?
4回目…(全研修終了後)…リーダー力向上計画を作成する
Aコンセプチャルスキル向上研修
1回目…問題構造学入門
2回目…現代の問題を解決する為の哲学とロジックツリー
3回目…真の原因、問題点発見力のレベルUP @ … DMMとシステム思考
4回目…真の原因、問題点発見力のレベルUP A …抽象思考と具象思考を磨く
5回目…アイデア豊かな解決策立案力をレベルUP…Bアナロジー思考を磨く
Bヒューマンスキル向上研修
1回目…部下のモチベーションUPを図る為のフレームワーク
2回目…仕事の価値を伝える
3回目…部下を承認する。有能感を刺激する
4回目…叱る・褒める
C5回目…部下の性格タイプに合わせたチューニング法
セルフマネジメントスキル向上研修
1回目… 感情のコントロール力と3つのテクニック
2回目…タイムマネジメントよりタスクマネジメントスキル
詳細プログラムは別途ご用意していますので、お問い合わせください。
経営者大学 (経営者、後継経営者、経営幹部、上級リーダー向け)
経営者に必要となる能力を体系的に1年間を通し学んで頂く研修。ただ学ぶのではなく、受講者に対して毎月実践状況のフォローを行うことで、真の経営力を身につけて頂く研修会。
第1回 セルフマネジメント力とプロジェクトマネジメント力
第2回 組織とリーダーシップ
第3回 財務体質チェック
第4回 経営戦略チェック
第5回 経営管理チェック
第6回 "売上拡大の方法(1)
〜売れる仕組みをつくる〜"
第7回 "売上拡大の方法(2)
〜販売活動の効率化をはかる〜"
第8回 "売上拡大の方法(3)
〜売れる商品を開発する〜"
第9回 事業継承プラン
第10回 ライフプラン
第11回 中期経営計画
第12回 中期経営計画 発表会
詳細プログラムは別途ご用意していますので、お問い合わせください。