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創業10年以内の会社が最も陥りやすい
"社長のモチベーション低下"
― セルフモチベーション力が企業成長を左右する理由

創業から数年が経過し、会社がある程度の形になってきた頃。多くの社長が「なぜか前のように動けない」「やる気が出ない」といった、モチベーション低下に直面します。

実はこれは個人の問題ではなく、創業期特有の構造的な課題です。企業の成長スピードが鈍化する大きな原因の一つとして、社長自身のセルフモチベーション力(自己動機付け力)の低下が挙げられます。

本記事では、創業期の社長がなぜモチベーション低下に陥りやすいのか、その構造的要因を解説し、エグゼクティブコーチングを活用してセルフモチベーション力を回復・維持する方法を具体的にお伝えします。

なぜ創業期社長はモチベーション低下に陥りやすいのか

1-1. 外部エネルギーから内部エネルギーへのシフト

起業直後、社長のモチベーションは主に「外部からの刺激」(外部エネルギー)によって支えられています。

創業初期の外部エネルギー源

  • 新しいビジネスへの期待感
  • 初めての受注や売上
  • 周囲の応援や称賛
  • 競合との差別化・優位性の実感

しかし数年が経過すると、これらの刺激は日常化し、外部エネルギーだけではモチベーションを維持できなくなります。そこで必要になるのが「内部エネルギー(セルフモチベーション力)」です。

項目 外部エネルギー 内部エネルギー(セルフモチベーション力)
動機源 外部からの刺激(売上、称賛、競争) 自分の内側から湧き出る動機(ビジョン、価値観)
持続性 一時的・短期的 継続的・長期的
成長段階 創業初期に有効 成長期以降に不可欠
リスク 枯渇しやすい 意図的に育てる必要がある

多くの社長が、外部エネルギーから内部エネルギーへの切り替えに失敗し、モチベーション低下に陥ります。

1-2. 創業期社長特有の孤独と構造的要因

創業期の社長は、次のような構造的な孤独を抱えがちです。

創業期社長が抱える孤独の構造

  • 意思決定の孤独 — すべての重要な判断を自分一人で下さなければならない
  • 経営責任の重圧 — 社員や取引先、家族への責任が全て自分にかかる
  • 相談相手の不在 — 本音で話せる相手がいない(社員には弱みを見せられない、同業者は競合、家族は心配をかけたくない)
  • 視野狭窄(トンネルビジョン) — 日々の業務に追われ、客観的な視点を失う

この孤独が、モチベーション低下を引き起こす大きな要因となっています。

モチベーション低下が企業に与える深刻な影響

社長のモチベーション低下は、単なる個人の問題では終わりません。企業全体の成長に直結する重大なリスクです。

1

社長のモチベーション低下

「なんだか前のように動けない」「やる気が出ない」という状態が続く。

2

意思決定の遅延・停滞

新規事業の判断、重要な採用、投資判断などが先延ばしになる。

3

組織の士気低下

社長の迷いや停滞は、社員にも伝わり、組織全体の活気が失われる。

4

成長スピードの鈍化・停滞

結果として、企業の成長が止まり、競合に追い抜かれるリスクが高まる。

経営コンサルタント・小林英二の見解

「創業10年以内の会社の多くが、社長のモチベーション問題で成長が止まります。社長が『今のままでいいや』と思った瞬間、会社の成長も止まります。セルフモチベーション力は、経営スキル以上に重要な経営者の資質です。」

エグゼクティブコーチングがセルフモチベーション力を回復させる理由

3-1. 客観的視点が社長の視野を広げる

社長一人で考えていると、どうしても視野が狭くなりがちです。エグゼクティブコーチングは、経験豊富な第三者(コーチ)が、社長の視野を広げ、新たな可能性を引き出します。

状況 一人で考える場合 コーチと対話する場合
視野 狭い(トンネルビジョン) 広い(多角的な視点)
発想 過去の経験に依存 新たな選択肢が生まれる
気づき 気づきにくい 客観的なフィードバックで気づきやすい
モチベーション 低下しやすい 回復・維持しやすい

3-2. リフレーミング(視点転換)でモチベーションを回復

コーチングでは、「リフレーミング(reframing)」という手法を用います。これは、同じ出来事でも見方を変えることで、感情や行動が変わるという心理学的アプローチです。

リフレーミングの具体例

状況 ネガティブな見方 リフレーミング後
売上停滞 「もう成長できない」 「次のステージに向けた準備期間」
社員の退職 「自分の経営が悪いから辞めた」 「本当に必要な人材を見極めるチャンス」
新規事業の失敗 「自分には能力がない」 「次の成功に向けた貴重な学び」
競合の台頭 「市場を奪われてしまう」 「差別化を明確にする好機」

このような視点転換(リフレーミング)によって、社長は再びモチベーションを取り戻し、前向きな行動を起こせるようになります。

3-3. 「一人で抱えない」戦略がセルフモチベーション力を高める

多くの社長が「全て自分で解決しなければ」と考えがちですが、それがモチベーション低下の原因になっています。

一人で抱えないための3つの戦略

  1. エグゼクティブコーチを参謀にする — 定期的に対話し、客観的な視点を得る
  2. 経営チーム(幹部)を育てる — 重要な判断を共有できる仲間を作る
  3. 経営者コミュニティに参加する — 他社の社長と悩みを共有し、孤独を解消する

特にエグゼクティブコーチは、社長専用の参謀として、経営の孤独を和らげ、セルフモチベーション力を高める重要な存在です。

セルフモチベーション力を維持するための実践ステップ

1

ステップ1: 自分のモチベーション源を明確にする

「なぜこの会社を立ち上げたのか?」「本当に実現したいことは何か?」を再確認する。コーチングセッションで深掘りすると効果的。

2

ステップ2: 定期的に客観的な対話の場を設ける

月1回、エグゼクティブコーチと対話する時間を確保。自分一人では気づけない視点を得る。

3

ステップ3: リフレーミング習慣を身につける

ネガティブな出来事があったとき、「別の見方はできないか?」と自問する習慣をつける。

4

ステップ4: 経営チームを育て、孤独を解消する

No.2、No.3を育成し、重要な判断を共有できる体制を作る。

あなたのセルフモチベーション力チェックリスト

  • 最近「なんとなくやる気が出ない」と感じることが増えた
  • 重要な意思決定を先延ばしにしてしまう
  • 経営の悩みを本音で話せる相手がいない
  • 「このままでいいのか?」と不安に感じることがある
  • 外部エネルギー(売上、称賛)がないとモチベーションが保てない
  • 過去の成功体験に依存し、新しい挑戦ができていない

3つ以上当てはまる場合、エグゼクティブコーチングを検討することをおすすめします。

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社長がモチベーションを維持すべき最大の理由は、直近の業績維持だけではありません。来たるべき「AIエージェント元年」において、自社の個性を戦略に昇華させる決断が、企業の生存を分けるからです。

来たるべきAIエージェント元年の到来に備えて —— 中小企業が生き残るための個性化戦略

まとめ: セルフモチベーション力が企業成長を左右する

創業10年以内の会社にとって、社長のセルフモチベーション力は、企業の成長スピードを左右する最重要要素です。

本記事の重要ポイント

  • 創業期社長は、外部エネルギーから内部エネルギー(セルフモチベーション力)への転換が必要
  • モチベーション低下は個人の問題ではなく、構造的な課題
  • エグゼクティブコーチングは、客観的視点とリフレーミングでセルフモチベーション力を回復させる
  • 「一人で抱えない」戦略が、長期的なモチベーション維持のカギ

もし今、あなたが「なんだかモチベーションが上がらない」「前のように動けない」と感じているなら、それは次のステージに進むためのサインかもしれません。

エグゼクティブコーチングを通じて、客観的な視点を得ることで、再びあなたの情熱を取り戻し、企業を次のステージへ導くことができます。

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