ここ10年、入社3年以内で統計をとると、大卒の新卒社員は30%前後、高卒では50%前後の新卒が離職しています。
人手不足の時代。採用のコストも投下される時間も、以前に比べ非常に大きくなってきている現在、離職防止は非常に大切なテーマになっています。
離職防止をしていくには、まず原因把握が大切です。
原因に応じた対策を打っていかなければ、何か行ったところで離職率は低下しないからです。
離職の原因は大きく3つあります。
(会社によっては、これらの原因が複数絡み合っていることもあるかもしれませんが)
1. リーダー(彼らのマネジメント、言葉、立ち振る舞い等)が原因で、離職多発
2. 社風(社内の雰囲気、人事制度、会社の方針等)が原因で、離職多発
3. 社員の資質が原因で、離職多発
ここでは3の「社員の資質が原因」のケースに絞って考えてみましょう。
どんな会社でも、楽しくやりがいのある、魅力的な仕事はあるでしょう。
学生達は、その仕事に憧れて入社してきます。
しかし、会社はそんな仕事ばかりではありません。
どんな会社にも、
等々、レジリエンス(逆境でのモチベーション回復力=逆境でも折れない力)が必要となる仕事があるはず。(レジリエンスとは?の詳細はコチラ)
もちろん、これらレジリエンスが必要な仕事が沢山ある会社(部署・職種)もあれば、レジリエンスがあまり必要のない会社(部署・職種)もあるでしょう。例えば、レジリエンスが求められる仕事が非常に多い代表は、生命保険会社さん等の飛びこみ訪問等を沢山行わなければいけないような会社の営業マンなどそうでしょう。
あなたの会社(部署・職種)の仕事は、どのくらいのレジリエンスが求められる仕事でしょうか?
本来離職率の改善を図るには、採用において自社の仕事に必要なレジリエンスを持っているか?を面接等で評価し、採用することがスタートです。(離職率の高い職場の多くは、高いレジリエンスが求められる仕事が沢山ある可能性が高い)
しかしこれでは、既にいる社員の離職率改善は図れません。
そんな基準で採用していない社員達に、
彼らが保有するレジリエンス以上の負荷のかかる仕事を与えてしまうと、
すぐに元気がなくなったり、モチベーションが下がったり、心が折れかかったりする。
そして、退職届を持って上司のところに行くということになるのです。
レジリエンスが必要な仕事が沢山あるような企業に、解決策として一つ検討をお勧めしたいのは、
入社して数ヶ月経ったら全新人にレジリエンスを高めるためのトレーニングを行うことです。
高いレジリエンスが必要な仕事が沢山あるのなら、それに社員のレジリエンスをそれに対応できるよう高める必要があるのです。
最後に、レジリエンスを高める為にどんなトレーニングがあるか?
いくつか紹介しておきましょう。
PRM研修 ダイジェスト版(全8回)の全てを見たい方はコチラから
小さな逆境であれば、低いレジリエンスしか持たない人でも大丈夫。乗り越えることができます。
しかし大きな逆境を乗り切るには、強靭なレジリエンスが必要になるのですが、対応するだけのレジリエンスがなく、苦しみ、挫折しそうな人も多数発生しています。
私も以前はレジリエンスが高くなく、逆境に直面すると大きくモチベーションを下げ、なかなか回復させることができず苦しんできた経験があるので、同じように苦しんでいる方々に、私がレジリエンスを高めるために身につけたノウハウをご提供することで、少しでもお役に立てばと考え、無料で本診断サービスをはじめました。
レジリエンス(逆境でも折れない力)を評価する際、様々な視点がありますが、本診断では「フレーミング力(逆境・ストレス要因の何に着目し、どう解釈するか?)を中心に診断します。
レジリエンスが高い人のフレーミング特色をもとに、
を診断レポートとしてまとめています。
レジリエンス診断レポートの見本はコチラ。
診断は無料です。(診断レポートは、毎週日曜日の週1回発行予定)
〒816-0941
福岡県大野城市東大利2-5-1-203
TEL 092-585-7111