離職率改善に向け、新入社員に意識改革すべきこと 総論編
厚生労働省の調べでは
@仕事が自分にあわない
A人間関係
B賃金
C労働条件
上記が3年以内に新卒の新入社員が会社を辞める理由の4要因です。
新入社員研修等による意識改革をうまく行えば、@とAの理由での離職防止はかなりできます。(1年以内に会社を辞める人の離職理由では、これらが特に多い)
しかし、多くの企業で行われている新入社員研修で行われていることは
- マナー教育
- 実務に関する教育(例…営業マンなら新規電話営業する方法の教育)
- 仕事の基本 (報告の仕方、連絡の仕方等々の教育)
等々、
「現場で即戦力になってもらう為の研修」が中心で、あまり
離職率防止は意識されていません。
もちろん、即戦力を作る為に必要なことを学ばせることは絶対に必要です。
しかし、離職率防止の観点から捉えると、いくつか不足している点があります。
離職率の低い企業では、新入社員に対して即戦力に必要なスキルを教えると同時に、入社時に大きく3つの意識改革を進めています。
@ 仕事についての意識改革
仕事=金、生活のため仕方なくやるものというJOB意識から、「仕事=自らが願う幸福な人生獲得の手段」「仕事=天職(価値あるものへの貢献・仕事で得られるやりがい)」という意識への改革が必要になる。
(
詳細は「離職率改善に向けた新人の意識改革1|仕事そのものへの意識改革」にまとめています。)
A これから直面する逆境への意識改革
これまでやってきたような努力で何とかなるという気持ちから、「仕事で直面する数多くの逆境」への覚悟と、それに立ち向かうための意識改革が必要になる。
(
詳細は「離職率改善に向けて、新人に意識改革すべきこと 2: 逆境への覚悟と対策」にまとめています。)
B 職場の人間関係に対する意識改革
学生時代の人間関係は、苦手なタイプは避けていれば済む話でした。
しかし職場の人間関係はそうはいきません。
苦手なタイプなら避けて通れば何とかなるという気持ちから、「自分と異なるタイプの人と協力することは避けられず、嫌でも上手に付き合い、好ましい人間関係構築なしにいい仕事はできない」という覚悟への意識改革が必要になる。
(
詳細は「離職率改善に向けて、新人に意識改革すべきこと 3: 気が合わない仲間との接し方(職場の人間関係構築法)」にまとめています。)
皆さんの会社では、これらの意識改革は十分に行われているでしょうか?これらの意識改革が進めば、3年以内の離職率防止(特に1年以内)に大いに役立ちます。これらの実施は、入社後早ければ早いほど成果があります。
鉄は熱いうちに打てです!できるだけ早く行われることをオススメします。
ベンチャーマネジメントでは、新入社員・若手社員の意識改革のお手伝いする研修を各種ご用意しています。
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- 若手・新入社員の離職率改善に向けてやるべき、全社的な意識改革とは?
- 離職率改善に向けた新入社員への意識改革 1: 仕事をする意味「何の為に仕事をするのか?」
- 離職率改善に向けた新入社員への意識改革2: 逆境への覚悟と対策
- 離職率改善に向けた新入社員への意識改革 3: 異なるタイプの仲間との接し方
- 離職率改善,チームワーク向上なら 自分取説作成&シェア研修