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楽しく働ける会社選び 7つのポイント HEADLINE

仕事に対しては、2種類の捉え方をしているビジネスマンがいます。
一方は、食うため・生きていく為・生活の為に、仕方がないがやらなければいけないことという捉え方。
もう一方は、人生の「生きがい」の1つという捉え方。

人生の半分の時間は仕事をしていくわけですから、どちらの捉え方で仕事をしているか?は「人生の充実度」に大きな影響を与えます。


仕事を生きがいの1つに捉えている人に共通することは、仕事を自分なりに楽しんでいるということです。


もちろん、仕事の中には苦しいことも沢山あるとは思いますが、それを越える以上の楽しさ、面白さを仕事に感じている。だから誰から命令されたからではなく、自ら夢中になって仕事に取り組めているのです。

では、どうすれば「楽しめる仕事」に就くことができるのでしょうか?

よく、勘違いされるのが「好きな仕事に就ければ、楽しく仕事ができるのではないか?」ということ。
残念ながら、「楽しく働けるか?」は「自分が好きな仕事か?」とはイコールではありません。好きな仕事に就いても、毎日毎日同じことを繰り返さないといけない事に嫌気をさす人も多い。また「好きなこと=上手にできること」とは違うので、高い成果を上げることがでいず、嫌気をさす人も多いのです。

このように好きな仕事に就いたはずだったのに、仕事をするうちに嫌で嫌で堪らないものになってしまう人も実に多いのです。楽しく働くためのできればあったほうがいい要素が、「好き」だと考える位でちょうど良いと思います。


では、楽しく働く為には何を大事な要素として企業分析、仕事分析をしていけばいいのでしょうか?ここに代表的な7つのポイントをまとめてみました。


1.あなたにとっての「楽しい」を明確にする


「楽しい」という感覚は、主観です。あなたにとって楽しいことが、私にとって楽しいとは限らない。逆もそう。
「楽しい会社・仕事」に就職したければ、世間の情報(例えば、Googleって楽しそうな会社だよ」)などの評判は当てにならない。
日本一社員満足度の高い会社、社員が働く会社などのランキングがあるが、あんなのデタラメが多い。何かを気に入る人がいれば、それを嫌がる人もでてくる。(例・・・みんなで和気あいあい語り合うのが好きな人もいれば、そんな職場にはストレスを感じる人もいる。)

全ての人を満足させることのできるユートピアのような会社など世に存在しません世間では「楽しい」と評判の会社に入っても、嫌気がさして辞める人も大勢いる事実が証明しています。

その為、
「あなたにとって、どんな会社だったら楽しいのか?どんな仕事だったら楽しいのか?」
という、あなたの価値感を明確にしておく必要がある。その価値感が、「楽しく働ける会社か?、仕事か?」を分析する際の最重要な基準になってくる。


一般論の楽しさではなく、あなたにとっての楽しさが大切なのです。それを満たしてくれる会社が「あなたにとって楽しい会社」になってくるのです。
「あなたにとっての楽しさの条件を、どれだけ満たしている会社なのか?」という視点で、会社分析していく必要があるのです。


2.自分に向いた仕事か?をチェックする


楽しく仕事をするには、「その仕事を好きか?嫌いか?」よりも、「その仕事に向いているか?」の方がはるかに大切になってきます。それほど好きな仕事でなくても「自分に向いた仕事」であれば、成果を出すことも早いし、周囲(上司や会社)からも早く認めてもらうことができます。認めてもらうと、仕事が楽しくなるという善の循環が回りはじめます。

逆に自分の好きな仕事であっても、自分に向いていない仕事であれば、なかなか成果も出ず、周囲からも冷たい目と厳しい言葉を受けることになり、最初好きだった仕事もだんだん苦痛になってくるという悪循環が回りはじめます。

そのような意味で「自分に向いた仕事に就く」ということは、楽しく働ける仕事に就きたければ、最も押さえておくべきポイントの一つです。
「自分に向いた仕事の選び方」の為に、まずは自分を知る為に「無料からできる性格検査 UPシステム」をご活用下さい。


3. 夢中で働いている人が何割いるか?どんな人か?をチェックする


会社訪問などすると、そこで働いている人を大勢見ることができると思います。
その際、「仲間同士で楽しそうにしゃべっている姿」を見て、「この会社は楽しそうだ」と勘違いする人がいます。
これは逆です。もちろん、休憩時間であればおしゃべりするのもいいでしょう。
しかし、勤務時間に楽しそうにおしゃべりしている人達、だらだら働いている人達は、
「仕事が退屈な人達」「時間に縛られ、仕方なく働いている人達」とみていいでしょう。

楽しく働いている人達は、彼らとは逆。仕事に集中し、夢中になって働いています。ワクワク楽しい仕事だから夢中になれるのです。

だから会社見学した場合、「その会社の社員の中で、何割くらいの人達が、集中して夢中で働いていたのか?」を忘れずにチェックして下さい。
その比率が高いほど、「楽しく働いている人達が多い会社」と考えて間違いありません。


4. 表彰等のイベントがあるかをチェックする


「頑張ったこと」「努力」を、上司や会社から褒めて貰う事で、その仕事は楽しくなっていくようになります。
単に成績だけを評価・表彰するのではなく、社員の地道なガンバリや、努力、仕事のプロセスに着目し、それを表彰し、職場でたたえ合うというイベントをしている会社は、社員のモチベーションに非常に関心が高く、社員の細かな努力に関心の高い企業と言えます。

OB訪問等を行った際に、そのようなイベントとしてどのようなものがあるか?を質問しておきましょう。


5. 仕事のやりがいについて聞いてみる


仕事のやりがいも、楽しく働くためには欠かせない要素です。これは明日のエントリで、詳しく紹介していきたいと思います。


6. 「楽しく働くこと」に価値を見いだしているかチェックする


「楽しく働く」ということに価値を見いだしている会社もあれば、「会社は仕事なんだから、楽しさなんて必要ない」という価値感の会社もあります。
残念ながら、今の日本では「楽しさなんて関心がない」会社の方が多いのが現実です。

一見して「楽しく働く」ことに価値感を見いだしていると分かる会社にGoogleなどがあります。
(「Googleで働いてるけど質問ある?」掲示板に社員が現る)
「収益を生み出す最も源、他社と差別化する源は社員の創造性である」ことを理解し、創造的なアイデアは仕方なく働く社員から生まれてこず、楽しく働く社員が、自ら進んで考える事からしか生まれてこないことを理解している企業です。

そのような会社では、「楽しく社員に働いてもらう」為に様々な遊び心のある工夫を実際にされています。
  • 会社説明会でもありきたりの堅苦しい説明でしようか?就職希望者に少しでも会社を理解して貰おうと面白い工夫がされているでしょうか?
  • 会社にある「備品」や「設備」はありきたりのものでしょうか?ユニークだったり、他社とは少し違う一工夫されているでしょうか?
  • 人事制度や休日制度はありきたりのものですか?面白く・ユニークな人事制度や休日制度等がありますか?


これら3つをチェックして貰うだけでも、「社員に楽しく働いてもらうこと」に経営が価値を見いだしているか?大切にしているか?どうかが分かります。


7. 「この仕事って、どこが楽しいですか?」を聞いて、共感できるかチェック


OB訪問等は生の声を聞くいいチャンスです。
「この仕事やっていて、何が一番楽しいですか?」「この会社って、働いていて楽しいですか?」と聞いてみましょう。

楽しく働いている先輩たちからは、目を輝かせながら、すぐに、詳細な答えが返ってくるでしょう。
「どこに楽しさを感じるのか?」は人それぞれ異なります。
1で明確にした「自分にとって楽しさ」を思い出してもらい、彼らの答えを聞いて「自分もやってみたいな。楽しそうだな」という感情が沸き起こったか?を自問してください。

なお、すぐに答えが返ってこなかった先輩たちは、正直あんまり仕事を楽しめていない人だと考えたほうがいいのかもしれません。
そのような人が多い会社で働いても、なかなか楽しく働くということはできないでしょう。


会う人ごとに質問してみましょう。「教えて下さい。この仕事の中で一番楽しいことを。」




長い時間を私達は仕事に費やしていきます。その時間を充実させるためにも、是非、この「楽しさ」という視点は忘れずに、企業分析をされることをお勧めします。
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