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悩みの原因 「壁」を破る為の自分戦略作り 3つのカーネル HEADLINE

「やりたい事」があるのに、なかなかうまくいかない!
そのような状態が続くと、仕事の楽しさは失われ、つまらないものになってしまいます。そんな壁に当たったときオススメなのが、自分戦略を作るということです。

自分戦略は、特別な人だけに必要なものではありません。
「やりたいこと」が何かある人であれば社長さんやリーダーだけでなく、新入社員も現在、就職活動中の学生さんであろうが必要になってきます。
やりたいことがある人には4種類のパターンがあります。
  • 努力もせずに、やりたい事が実現できない人
  • 必死に汗水たらして努力しても、やりたい事が実現できなかった人
  • 必死に汗水たらして努力して、やりたい事が実現できた人
  • あまり努力をしているようにみえないが、やりたいことが実現できた人

Dの人はがうまくいかないのは当たり前、説明の必要はないと思います。
とても痛いのが、Bのパターン。頑張った挙げ句、結果がでないのですから。

ナゼ、Bの人のようなことが起こるのか?
努力をするにしても、何に対して努力するか?が大切です。やりたいこと実現に向けてどんなに努力しても、自分の短所を一生懸命改善すること、苦手な事をやる事で克服しようと汗水たらしても成果は乏しいものです。「向いていない事」を一生懸命やっても結果はしれているという現実に向き合っていないとBのような人になってしまいます。

BとC,Dの人には一つの違いがあります。
その違いが「自分戦略」です。
(C,Dの人には意識的に自分戦略を作っている人と、無意識的に自分戦略を作っている人がいます。)


自分戦略とは、
「やりたい事を実現する為に武器(長所」を見極め、それをどう活用するか?また短所が致命傷にならないようにどう防衛するのか?」
という事です。


人は、自分に合わない事をしても成果は乏しいものです。
どんなにやりたい事があっても、自分に合わないこと、向いていない事をやっても成果は乏しいもの。

やりたい事とやれる事(自分の個性に合うこと)のバランスをどうとるか?
を自分戦略でしっかりと決めていく必要があるのです。


ここで一つ例をご紹介。
大磯君は、物静かで、人と付き合うのは苦手。だけどとても論理性が高く、勉強熱心なタイプ。彼のやりたいこと=税理士として独立して年収2000万を実現することだとします。自分戦略を立てずにA君は、一生懸命、税理士の勉強をし、資格をとったとします。そして税理士事務所で数年経験を積み、独立。
これだけで、彼のやりたいこと「税理士として独立して年収2000万」は実現するか?
残念ながら、やりたいことは実現できないでしょう。「物静かで、人付き合いが苦手で、経験のない税理士」が独立したところで、年収2000万はとても無理。
自分戦略の練り直しが必要になります。



やりたい事を実現するには、例えば
<強みを武器にしていく>
・論理性を武器に、圧倒的な財務コンサルティング力を磨く
・相続税等、得意分野を徹底して勉強して強みとする
<弱みをカバーしていく>
・税理士事務所の顧問先を開拓することのできる突破力のある人材の確保
・顧問先といい人間関係を作る事のできる人間力のある人材の確保
などの自分戦略をもとにした行動ができていなければ、単に資格を取って独立しただけでは今の厳しい税理士業界の中ではすぐに潰れてしまうだけでしょう。

今のままでは。大磯君はまさにBの「必死に汗水たらして努力しても、やりたい事が実現できなかった人」になってしまい終わってしまいます。
「自分戦略」を箇条書きで整理してみると

  • 何をやりたいか?やらねばならぬのか?(どんなチャンスを掴みにいくのか?)
  • 実現に向けて、最強の武器になる自分の個性は何か?どう活かすべきか?
  • 実現に向けて、致命傷になる恐れのある自分の個性は?どうカバーするべきか?
  • *その為に具体的にどう行動をするべきか?

という事です。

皆さんは、自分戦略は作られているでしょうか?
これからは自分戦略を立案されていない方々の為に、その立案方法をご紹介していきましょう。


自分戦略を立案する際、リチャード P ルメルト著の「良い戦略、悪い戦略」で述べている経営戦略の3つのカーネル(核)でまとめるのがオススメです。
ルメルトは、良い経営戦略とは3つのカーネルが整理されている戦略だと述べています。
  • 1. 診断
  • 2. 方針
  • 3 行動

「正しい現状分析と診断を行い、それに基づき方針を作る。その方針を抽象的なもので終わらせずに、具体的な行動パッケージとしてやるべき事を整理する。」ということです。
自分戦略では、このカーネルをこのように応用します。

1. 診断 (自分の個性を整理。長所として何があり、短所として何があるかを棚卸しする)

料理を作るのに例えると、まず冷蔵庫の中にどんな素材があるかを確認するということ。

UPシステム自己分析版を使って自己分析されることがオススメ。

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2. 方針 (やりたい事実現するために、どの長所を武器としてどう使うか?短所のうち致命傷になるものは何でどうカバーするか?)→What

確認できた素材でどんなメニューを作るかを決定すること


3. 行動 (方針を実現する為に、具体的にどんな行動パッケージをとるべきか?)→HOW TO

決定したメニューをどのように調理するか?ということ



この3つを戦略カーネルをまとめていけばいいのです。


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