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性格診断に基づく自己分析活用法

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自己分析で分かった「弱み」の活用法 HEADLINE

「弱み」を受け入れ、自覚すれば道は拓ける



自分分析シートを作る際、そしてそれを活用する際、一つだけ意識してほしいことがある。
「強み」は誰しも受け入れることができる。そして活かそうとする。

しかし、「弱み」は違う。弱みを自覚することは、正直、面白く、辛く、キツク、嫌な事だ。だから、私達は本能的に、短所を自覚する事を避けようとしてしまう。

しかし、弱みをどれだけ自覚したかで、問題解決の可能性は違ってくる。
弱みを自覚するとは、弱みを「受入」「悲観したり・開き直りしたりせず」「弱みをカバーする為の決意をし、行動すること」である。
  • 受入れ
    • 自分の弱みを素直に認めること。
  • 悲観したり、開き直ることなく
    • 自分はなんて弱みが多い人間なんだと、自分をダメな人間などと悲観することなく、また「性格的に弱いんだから、仕方ないことだ」などと開き直ったりすることなく、「誰しも弱みはあるものであり、自分も弱みはあるが、努力することで改善できるものだ」と前向きに受けとる。
  • カバーする為の行動を決意すること
    • 「自分の弱みは、強みで目立たないようにしよう!「弱い部分を高めていこう!」と、決意をしていくこと
自覚した弱みの数が多いという事は、決してレベルが低い人間という事ではない。
逆に、弱みを沢山自覚している人ほど、問題解決の可能性が高い優れた人間だということだ。それは5つの理由がある。

1. 弱みは戒めとなる。努力の原動力。
自覚している弱みは、「○○しないように気をつけよう」と仕事を行う際の注意点として機能する。また弱みを自覚しているからこそ「弱いから何とかしよう!」という努力への意欲が喚起される。

2. 弱みをカバーするために、より長所を使おうとする
弱みを自覚していれば、「強みを発揮することで、何とか弱みが目立たないようにしよう。弱みで迷惑をかける分、強みで何とかカバーしよう」と創意工夫をしようとする。

3. 悩みが発生した際に、問題の原因をすぐに探し出せる
実際、自分の弱みが問題の原因となるケースが一番多い。だから、自分の弱みをしっかりと分析シートに整理しておけば、それをチェックするだけで簡単に問題を生み出している原因を見つけることが可能になる。

4. 周囲に優しくなれる。(人の弱みへの寛容性)
自分は弱みがない完璧だとうぬぼれている人間は、他人に寛容になることは難しい。「自分も数多くの弱みを抱えている人間だ。」という自覚があれば、他人の弱み、それによるミスへの寛容さを増すことになる。

5. 周囲への尊敬が深まる。(人の長所を承認)
自分と違う性格の人の長所・強みに心から敬意を払うことは案外難しい。しかし「自分の弱み」が自覚できていれば、「自分の弱い部分が優れていることの素晴らしさ」への敬意が自然に沸いてくる。それが相手への尊敬に繋がる。尊敬された相手は、「あなたの強み」に今度は目を向けるようになる。善の循環が周りはじめる。


弱みを自覚することが、問題解決への近道。
弱みを避けず、積極的に自覚していこう。

もう一度、あなたの弱みが全部書き出されているか?自己分析シートを見直して欲しい。



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