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離職率の高い組織 意識改革のポイント~部下育成の使命感が欠如しているリーダー編 NEWS&FAQ

「新入社員・若手社員育成への使命感」が欠如しているリーダーへの意識改革

人手不足の時代、新入社員や若手社員の離職率の改善は、配属先管理職・先輩社員の役割が重要になります。

しかし、新人や若手社員を育成や世話することを
  • 「自分の本来の仕事ではない、余分な仕事させやがって」
  • 「ただでさえ忙しいのに仕事を増やさないでくれ」

と、口には出さないですが、本音ではそう考えているリーダーは数多くいます。


確かに、管理職や先輩社員達も日々、沢山の業務に追われているでしょう。自分の仕事をやっているだけでも、業務時間内に終わるかどうか分からないギリギリの状態。その状況で「新人の育成をやってくれ」と言われているとすると、そんな気持ちになるのも分かります。

とはいえ、そのような姿勢で新入社員や若手社員に接していれば、新人達の側も「この人達は自分達の教育や世話は余計な仕事だと思ってやっている」とすぐに気付きます。気持ちは隠しても態度に出るからです。
そう感じてしまうと、入社時の熱い気持ちが一気に萎え、「こんな余計者扱いされている職場では働きたくない」と仕事を辞める人が発生することになる。(特に働くのがはじめての新卒の新入社員なら尚更です。)


しかし、日々忙しく飛び回っているリーダー達全てが、「新人や若手社員の育成を余計な仕事」と感じているか?と言えば、もちろんそうではありません。
熱い使命を持ち、新人達を離職させるどころか、いち早く即戦力まで育成していくリーダー達もいます。

彼らはどんな使命感を持っているのでしょうか?
それを整理しながら、新人を配属する管理職や先輩社員に行うべき「使命感醸成に向けた3つの意識改革」を紹介しましょう。


  1. 会社に与える影響の重大性

    • 「新人や若手社員の育成が、なぜ会社は新人や若手社員を採用し育成しなければいけないのか?」ということが、育成実務をする管理職や先輩社員に理解されておく必要があります。
      そんなこと、言わなくても分かっているだろうとお思いの社長や人事の方もおられるかもしれませんが、実際に分かっていない人は多いのです。以下の2つをしっかりと意識改革しておきましょう。
    • A. 人材育成は数年先に向けた先行投資。

      最初のうちは仕事ができずに赤字ばかり生み出すかもしれない。トラブルばかりを生み出すかもしれない。面倒ばかりをかけるかもしれない。しかし、彼らが戦力化した時は、彼らは大きな利益を会社にもたらしてくれることになるのだ。
      (その分け前は、担当上司や先輩社員に回ってくることになる)
    • B. 若手社員の人材育成は未来への保険。

      年齢と共に、私達は新しい技術やニーズに対して疎くなる。若手社員が育成できていれば、そんな時の保険となる。更に、若い世代が育っていれば、彼らの企画力や柔軟な発想力により、新しい技術や激しく移り変わる顧客ニーズに対応していくことができる。
      企業の活力も、普通、私達の年と共に低下していく。しかし、若手社員が育っていれば、彼らがその活力低下を補ってくれる。

      若手社員という未来への保険を作らず、今のメンバーだけで仕事をしていったのでは、私達の高齢化に伴い、激しい企業環境の変化についていけず、近い将来倒産してしまうことも考えられる。

  2. 今後の自分のキャリア・待遇UPに与える影響の重大性

    • 新人に仕事を教えたり、世話していくのはそれほど簡単ではありません。
      人材育成に手当がでるわけでもないし(特に先輩社員の場合)、その育成が人事評価にどう影響するかも分からなければ(出世にどう影響するのか?)も分からない状況等なら、「1の人材育成の会社に与える重要性」が分かっていても、「新人や若手社員を育成する仕事は面倒くさいな」と思う人達はでてきます。
    • そこで必要になるのが制度の改革です。
      最もオススメなのが、新人や若手社員の育成を人事評価の評価項目の一つにすることです。
      既にこれが評価項目になっているにも関わらず、育成に関心がない上司・先輩社員が多い職場では、その項目評価点ウェイトを重くしていく必要もあるかもしれません。
      制度改革を通して、「育成が、あなたのキャリアや待遇に大きな影響があるのだ!」と意識改革していきましょう。
    • また、他にやりたい仕事があるリーダー達には「自分の仕事は、自分の後継者を育成できない限り、それをやり続けるしかない。後釜の早期育成が、やりたい仕事を自分がするチャンスが早く巡ってくることに繋がる」ことも意識改革していきましょう。

  3. 新人や若手社員の人生に与える影響の重大性

    • 学校の先生という仕事は、よく聖職者に例えられます。どう接するか?で子供の将来が大きく変わる。そのような教師の仕事の重要性をさして、このように例えられているのです。
    • しかし新人や若手社員を最初に面倒見る管理職も、学校の先生達と同じように「聖職者」と言えるほど重要な仕事ではないでしょうか?
      最初に誰に、何を、どう指導されたか?で、新人達のその後の会社内での道は大きく異なる(サラリーマン人生を大きく左右する)ほど、重要な仕事だからです。

      A ヒドイ先輩に教えて貰うことで、会社に失望し、すぐに離職。その後も、次から次に天職していく人生を歩むようになった人もいれば
      B 素晴らしい先輩に教えて貰う事で、仕事の面白さに気付き、人一倍仕事に関する知識を学ぶようになり、経営陣まで登りつめる人もいる。
    • 新人や若手社員の育成を任せられるという仕事は、
      「会社でのキャリアだけでなく、彼らの人生の幸不幸をも大きく左右するような神聖な仕事なのです。生半可にイヤイヤやるのは彼らに失礼だ」ということを意識改革していきましょう。


管理職・先輩社員等のリーダー職への「使命感醸成に向けた3つの意識改革」は、離職率の改善、職場のモチベーション向上に大きく影響を与えます。
是非、早期の実施されるには実施されることをお勧めします。



ベンチャーマネジメントでは、リーダー職へのこれらの意識改革も行っています。
ご興味を持たれましたら、一度、お気軽にお問い合わせ下さい。
もちろん、相談料は無料。

ご相談頂いた内容をもとに、研修カリキュラムを作成しご提案させて頂きます。


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